千葉県船橋市
大屋根葺き替え工事
下屋根葺き替え工事
外壁重ね張り工事
雨樋交換工事
中古住宅のフルリノベーションでお問い合わせ頂きました。
雨漏りのある築40年以上の建物を改修する事になりました。
屋根は全面葺き替え工事を行い、外壁はモルタル壁の上から金属サイディングを施工しました。
外壁を施工してしまうと庇のメンテナンスが大変になってしまう為、庇も全ヶ所で葺き替えを行いました。
機能性・耐久性の追求
上質な防水紙と金属素材による二重構造により、今後の雨漏りリスクを大幅に軽減。外壁重ね張りにより断熱効果も向上し、外観の美しさも兼ね備えた住宅に生まれ変わりました。
使用素材の詳細
■屋根
大屋根下葺き材(防水紙・ルーフィング) ニューライナールーフィング
大屋根仕上げ材 SkymetalRoof Wood
下屋根下葺き材(防水紙・ルーフィング) タディスセルフアーマー
下屋根仕上げ材 瓦棒葺き現場加工
■外壁
外壁仕上げ材 Kmew はる一番斜石柄グラングレー・クリーミーホワイト張り分け
■雨樋
Panasonic シビルスケアPC-50 ブラック
| 工事内容 | 屋根葺き替え工事 / 外壁重ね張り工事 / 雨樋交換工事 / 付帯工事 / 仮設足場工事 |
|---|---|
| 面積 | 屋根 100.9平米 / 外壁 190.6平米 |
| 工期 | 45日間 |
| 工事総額 | 4,912,963円(税込) |


屋根材の撤去
スレートの屋根材を全面撤去しました。防水紙は23Kgが使用されており、全体的に破れが発生しており、野地板のたわみも各所で見られました。
野地板の重ね張り
大屋根全面に野地板を重ねて張りました。目地を千鳥にして施工することで屋根の強度を高めます。
防水紙の敷設
大屋根に防水紙を全面施工します。今回大屋根にはニューライナールーフィングを使用しました。この作業が一番大事だと言っても過言ではないと思います。防水紙に皴が寄っていたり、曲がっていたりすると劣化を早めてしまいます。また、耐久性の高い物を使う事で長期間安心して暮らせる建物を提供する事ができます。
下屋根の様子
下屋根は全ての箇所で瓦棒葺きになっていました。全ての箇所を大屋根同様、葺き替え工事を行いました。鉄板には錆びによる腐食や塗膜の剥がれが著しく、葺き替えを行う事が最善だと判断し提案させて頂きました。
瓦棒の撤去後
瓦棒葺きの板金・桟木を全て撤去し野地板を露にさせます。この状態で野地板や垂木の状態を再度確認し、補強が必要かどうかを判断します。大屋根同様野地板を重ね張りして防水を施します。
防水紙敷設
野地板を重ね張りした後、防水紙を敷設しました。大屋根よりも勾配が浅い為、粘着性の強いタディスセルフアーマーを用いました。粘着性がかなり強く敷設にはコツがいりますが、防水性能の高さは折り紙付きです。
瓦棒葺き
軒先まで心木を伸ばさずに施工する事で、桟木が軒先で腐食する事を防ぐように加工しています。桟木の上にカッパというコの字型の役物・壁際には雨押えという役物を取り付けて下屋根は完成となりました。
バルコニーの復旧
外壁工事を行う際は、バルコニー、電気メーター、給湯器など外壁に取付されているものは基本的に全て外してから工事を行い復旧します。外壁重ね張り工事の場合は、元の外壁よりも出っ張ってくるので、バルコニーなどは部分的に寸法の調整が必要になります。
細かい部分の納まり
戸袋や破風、軒天は塗装で仕上げています。また、エアコンのホースの巻き直しや配管カバーの取付等も行い、雨樋を新設して完了しました。
サイディング色分け施工
玄関面に限り、白に張り分けを行いました。


















