横浜市金沢区
葺き替え工事
いぶし銀瓦→D’sRoofing風雅
屋根からの部分的な雨漏りがあり、直すなら耐震性を高めるために屋根を軽くしたい、とご依頼頂きました。
また、葺き替えにあたり住み心地や見た目の雰囲気は変わってほしくないと仰っていましたのでその点を踏まえてご提案させて頂きました。
大屋根は入母屋造りで箕甲部分が起り形状になっており、合掌の谷がありました。雨仕舞には十分注意し施工しました。
また、遮熱工事も同時に行い、2階の室内環境を維持できるよう対策しました。
工事内容 | 大屋根葺き替え工事 / 下屋根葺き替え工事 / 遮熱工事 / 雨樋交換工事 / 架設足場架け払い工事 |
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面積 | 152平米 |
工期 | 14日 |
工事総額 | 3,361,096円(税込) |
下葺き材撤去
瓦を剥がしてみると下葺き材が縮んで隙間が多くありました。野地板の状況を把握するため下葺き材を全て撤去し、欠けてしまっている箇所などを調整し、野地板の張り増しを行いました。
遮熱工事
瓦の屋根は過ごしやすい室内環境を生みます。板金屋根に葺き替えをすると、どうしても瓦と同じようにはいきません。そこで、アルミの遮熱材を屋根面に施工しました。
入母屋造り、箕甲を活かした曲線美
箕甲部分はケラバ箕甲に変更しました。 垂木を湾曲させ、その下地に用い曲線をそのまま活かすように施工しました。
大棟は和瓦のように段数を積んで施工
大棟は瓦の棟と同じように段数を多くとり、鬼瓦や巴も取り付け、以前の屋根と同じような重厚感をだしました。