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屋根辞典Yanepedia

棟 [むね]

板金の棟包みが施工された屋根

屋根の面と面とが接合する部分の総称です。
その箇所によって呼び方が変わるのが特徴です。
板金系の屋根の場合下地に貫や合成樹脂材が用いられ、棟包みを被せて雨仕舞を行います。
瓦系の屋根の場合は漆喰で台面を作り棟を納めます。
屋根材同士の切れ目なので雨仕舞が重要な箇所です。
また、屋根裏の熱気を放出する為の換気棟など追加機能を備えたものもよく使用されます。


棟の施工

《板金系の場合》
大抵の場合棟包みを使う。
使用する屋根材によって棟包みの大きさ、形、素材が異なるが、その差は僅かだ。
下地に貫(合成樹脂材含む)を用い、棟包みを被せる。
棟包みの繋ぎ目にはシールを打ち、貫にビスや釘で固定する。
屋根材と棟包みの隙間にシールが打ってある事が多々あるが、侵入した雨水の逃げ道を塞いでしまい、雨漏りがひどくなる事がある。

また、棟包みを使わない馳(はぜ)組みという方法もある。
板金同士を互いに立ち上げて掴みこむようにして施工する。
一文字葺きや瓦棒等の屋根で見かける事がある。

《瓦系》
和瓦の場合、漆喰や土で土台を作り、熨斗瓦や丸瓦を漆喰と銅線(ステンレス線)で固定しながら施工する。
銅線の使い方にも幾つか方法があり、より丁寧な程、棟が崩れにくくなる。
また、下地に木材、支持金具、鉄骨等を用いて施工する事もある。
和瓦の棟は多種多様な装飾の仕方があり、見る者を楽しませてくれる。
また、センスと技術を試されるものでもある。

洋瓦の場合は支持金具に垂木を這わせ、漆喰を塗って上から丸瓦をビスで垂木に固定する。
この方法が一般的だ。


棟のメンテナンス

《板金系》
色褪せ・釘浮き・シール・下地の腐食・棟からの雨漏り。
上記がよくある事例だ。
色褪せは塗装で美観を保つことができ、シールは打ち直しでメンテナンスする。
釘浮きには増し締めという手があるが、大抵貫自体が劣化しており、釘が効かない事がよくある。
釘浮き・下地の腐食・棟からの雨漏りには棟の交換をした方が良いだろう。
貫を打ち替え、棟包みを新設する。

《瓦系》
瓦系の場合はまず、漆喰の打ち替えが一番手軽なメンテナンスとなる。
漆喰表面に苔や黒ずみが見えてきたらメンテナンス時期と考えてよい。
漆喰の表面が剥がれ落ちていれば早々にメンテナンスすべきだ。

棟がずれていたり、崩れたりしてしまっている場合は棟の取り直しを行う。
既存の棟瓦を一旦外して掃除する。
掃除するのは、瓦についている土や砂ほこりが雨水を呼んでしまう為だ。
銅線(ステンレス線)を付け替え、漆喰を置いて一旦外した棟瓦を元に戻す。
割れているものや欠損してしまっているものは新しいものと差し替える。

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