役物 [やくもの]
建築材料のうち特定の位置や用途だけに使用される異形の材料を指す。
屋根材本体以外のケラバや軒先などのみに使用する専用部材の事だ。
瓦の場合は役瓦と呼び、数えきれない程の役瓦があり、代表的なものは軒瓦や袖瓦、鬼瓦、熨斗瓦等がある。
他の屋根材にも同質役物というものがあり、屋根材と同じ素材や見た目で作られたものになる。
役物で化粧することにより屋根全体のイメージが変わったり、性能や寿命も変わってくる事がある。
※画像は石粒付ガルバリウム鋼板同質役物での棟包み
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