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屋根辞典Yanepedia

チタン [ちたん]

本葺き瓦調チタン製材料で施工された屋根

チタン材料は主に純チタンとチタン合金に分けられる。
チタンの純度によって種類が分けられておりその強度や特性にも違いがある。

チタンは鉄とアルミの中間程の比重で軽い事で有名な金属だ。
また、比重の割には強度が高くチタン合金は実用金属のなかでも最大クラスの強度をもつ。
表面に形成される酸化チタン被膜が強固で、特に塩素イオンに対しては優れた耐食性を発揮する。
航空機の構造躯体や建造物の屋根材、時計のバンドや携帯電話、メガネといった身の回りの製品に至るまで多くの分野で使用されている。

この優等生ともいえるチタンだが、曲げたり、伸ばしたりする加工がきわめて難しいのも事実だ。
チタン板を変形させる過程で問題になるのがスプリングバックだ。
要するに曲げても元に戻ってしまう性質がある。
無理やり加工しようとすれば破損してしまうこともあり、屋根では一文字葺きに限られていた。
しかし、昨今の技術革新が進むにつれ加工しやすいチタンが供給されるようになった。
これで波型や瓦調のチタン屋根材が生まれた。

チタン建材の需要は拡大を続けているが、まだまだ市場での評価は「高い」。
屋根にチタンを使用した場合のコストは銅板やステンレス鋼板の2~3倍程で、ガルバリウム鋼板等と比べるとさらに開きがある。
しかし、これはイニシャルコストの問題で、ランニングコストはほぼ発生しない。
よって、メンテナンスが構造上困難な建造物にはチタンが使用される事が多い。
フジテレビ本社の球体展望室や東京ビッグサイトの逆三角形等が挙げられる。


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