葺き替え [ふきかえ]
葺き替えとは、現在の屋根材を剥がして新しい屋根材に取り替える屋根リフォーム工事の事を指す。
多くは、野地板の張り増しが行われ、その上から防水紙、新しい屋根材を順に施工する。
野地板に劣化が少ない場合や部分的な野地板の交換で済む場合は、張り増しを行わない事もある。
葺き替え工事の最大のメリットは住環境を高める(又は低下させない)為に選べる商材と工事方法の種類が豊富にある事だ。
逆を言えば、選択肢が多すぎて提案者の提案に左右されやすいという一面がある。
防水紙の種類・屋根材の種類・工事方法の種類・立地条件等が多くある中、何を選べばコストパフォーマンスに優れるのかを計るのが難しい。
住環境が低下してしまう選択だけはしないように、慎重に考え、提案者に詳しく聞くようにしよう。
耐震性(屋根にかかる重さ)・遮音、防音性(雨音等)・遮熱、断熱性(屋根直下の部屋に与える影響)・そして耐久性(次のメンテナンスがいつ来るのか)を工事方法と共に気を付ければ良いだろう。
下記関連記事の[屋根材]の中に屋根材比較を記載している。